<アクラのカウンセリング>
アクラは多くの人が暮らしをつむぐ街中にあるカウンセリングルームです。日常生活の中で自然と起こる心の悩みにおいて、自分と向き合い「前に進む気力や道筋」を見つけて行くことをサポートしています。
「家族・友人・恋人・職場などにおける人間関係の悩み」
「自分自身の性格や将来についての悩み」
もしも一人で答えが見つからないときは、カウンセリングで心を整えてみることをお勧めしています。
 


<カウンセリングの役割>
カウンセリングを受けてみよう思うときには、誰もが慎重になります。 時間や費用が必要となる反面、カウンセラーの個性や技量を事前に計り知ることが難しいからです。そこで解説は長くなってしまいますが、アクラのカウンセリングの役割や狙いについて詳しく解説いたします。 少しでも安心して「カウンセリング」にお越し頂ければ幸いです。
 

「心のカウンセリングって何をするの?」という質問を頂きます。確かに占いと違って未来を予見することができません。また相談者のために率先して問題を解決することもできません。 果たして「心のカウンセリング」とは何をする所なのか? まずはそのことからお伝えしたいと思います。
 
「心のカウンセリング」は、相談者自身が自分の心を整えていくことをサポートしています。  人は日頃はカウンセリングに行ってみようとは思いません。けれども自分一人ではどうしていいか分からない心境になることがあります。思いが堂々巡したり、気持ちが乱れて辛くなります。 そんなときに自分の気持ちを見つめ直したり、自分がどうしたいのかを定めていくことをサポートするのが、心のカウンセリングの役割なのです。


<悩みとはなにか?どう向き合うべきか?>
心の悩みにはいろいろな悩みがありますが 、人はどのような心の状態のときに悩みを感じるのかを「少し変わった視点」から観察してみましょう。 そうしてみると私達が悩みにどう向き合うべきかが見えて参ります。   
   
●心が感じる「3つのゾーン」から見えてくること 
 ~マンネリゾーン・無関係ゾーン・チャレンジゾーン~ 
   
マンネリゾーンとは  
少し時代をさかのぼってコピー機という機械をいち早く導入した会社を想像してみてください。社内の人達は初めてみるコピー機に注目しています。   
そんなコピー機の専任者になった事務員さんは、最先端の機器をまかされ鼻高々な気分です。 初めの頃は、操作を覚えること出来るか?間違えて壊したりしないか?そんな不安で一杯でしたが、操作を完全にマスターした今は怖いことなど何一つありません。 皆にも関心され楽しい気分で過ごせます。   
   
しかしながら、そんな気分は長続きはしません。何一つ問題なく出来てしまうようになると、あとは淡々と作業をこなすしかありません。すると次第に「退屈な気分」になり、嫌気を感じるようにもなります。これが「マンネリゾーン」というもので私達はマンネリ化した状態を嫌います。


無関係ゾーンとは    
その事務員さんは、出勤前に新聞を読みます。自分に関係のある記事が何かないかを探しています。イベント情報や頑張っている人の紹介などが好みです。しかしながら、政治や外交問題・少子化問題などには関心が湧きません。新聞がどんなに危機的だと書きたてても、怖れや不安を感じることはありません。
 
なぜならそれらが「自分の問題」だとは思えていないからです。    
    
同様に、近所のおじさんが交通事故にあったと聞いても「へー危ないね。命は大丈夫なの?それは良かったね」ぐらいの言葉しか思いつきません。近所のおじさんやその家族の人生が「自分の問題」だとは思えないからです。人は自分の「無関係ゾーン」で何が起ころうと悩みや怖れは感じないのです。    
    
こんな例もあります。    
飛行機の中で、どなたか「お医者さまはいらっしゃいませんか?」というアナウンスが流れました。 ドラマなどでよく見かけるシーンです。そんな機内放送があっても一般の方は不安な気持ちにはなりません。なぜなら自分は医者でもなく、具合が悪くなった当人でもないからです。    
    
その一方で、医学生や新人看護師は穏やかではいられません。たとえ正式な医者ではなかったとしても自分に無縁な問題とは思えないからです。    
「自分は名乗り出るべきだろうか?」「果たして何かできるだろうか?」「無責任な事態になりはしないか?」「どうか医者がいてくれ!」など心の中で相当な葛藤や不安を抱くことでしょう。    
このように「自分と無縁」とは思えないゾーンの出来事には、不安や怖れが芽生えるということを覚えておいて下さい。    



チャレンジゾーンとは   
チャレンジゾーンは「退屈と無関係」の間にあるゾーンのことです。チャレンジゾーンには2種類のチャレンジがあります。 
   
「自ら望んで取組むチャレンジ」と    
「しかたなく取組まねばならないチャレンジ」です。    
    
自らチャレンジする場合の多くは、マンネリ化した状態からの展開を求めています。「しかたなく型のチャレンジ」は、自分の望みに関わらず、無縁ではいられない状況に遭遇しています。 どちらのチャレンジであっても「自分が関わらなければならない問題だ」と認識したときにチャレンジゾーンが発生します。    
        
このようなチャレンジゾーンには、怖れや不安な気持ちがたくさん芽生えてきます。    
・果たして自分に出来るのか?
・失敗したらどうなるのか?   
・恥をかくと思うと怖ろしい
・責任を問われたらどうなるか想像もできない    
などの気持ちです。  
  
ですから「チャレンジゾーン」の別名は「悩みのゾーン」でもあるのです。    
   



このチャレンジゾーンでの重要な「キーワード」は 「自分の問題」という言葉です。なぜ「自分の問題」という言葉がキーワードになるのでしょうか?   
    
もし「ある問題」が慣れた方法ですぐに対処できしまうなら、それらは「問題」に成りえません。そのような事柄はマンネリゾーンに吸収され、不安や怖れは芽生えません。    
    
一方「ある問題」が自分には関係がないと感じるならば 、それは無関係ゾーンに吸収されて、やはり不安や怖れが芽生えることはありません。    
    
「その問題は自分が関わるべき問題である」と自分が認定するからこそ、不安や怖れが芽生えてくるのです。この観点からみれば、「私達は不安や怖れにさいなまれている被害者ではない」という見方が生まれてきます。    
    
ですからもしあなたが何かに不安や怖れを感じ悩んでいるとするならば、「自分は一体どんなことを自分の問題だと認識しているのか?」   「それは一体どうしてそう思っているのか?」をしっかりと確認しなおさなければなりません。   
 
その悩みには必ずあなたが成し遂げたいテーマや目的が存在している筈だからです。
 



 
 
 
 
 

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